都倉賢という男

現役Jリーガー都倉賢さんのクラスを、先ほど終えた。過去最長時間でのクラスとなった、60分予定が130分だ。始める前から予想はしていたが、やはりだ。受講生の方の質問が止まらなかった、そしてそれを全て真正面から受け止めてくれた都倉賢。

先ず何より感心したのは、彼の『準備』だ。この学園の講師の方とは、本番の1wほど前にテスト本番をしております。基本的には動作確認やマイク・映像・資料などのチェックをするためにです。そこで彼は、なんとリハーサルの希望をしてきました。しかも本番の受講生を想定して、自分の開催するオンラインサロンメンバーを数名引き連れて、だ。

ぶっちゃけ驚きを隠せなかった。例えば、広告業界のようにプレゼンテーションを武器とするビジネス仲間の中には、ここまで備える人もいただろう。が、彼はプロのアスリートだ。でもそのリハーサル中に気づいた。この『準備』こそが平均寿命25,6歳と言われる世界で、もうすぐ34歳になろうとしてもなお、トップJリーガーであれる所以なんだろうなと。

その中でも、特に印象に残った発言が、これだ。

『サポーター』と『ファン』の違いについて。

彼の言葉で言うと、サポーターは『応援者』で、ファンは『共感者』である、と。

つまり、「していること」へ応援してくれているのはサポーターで、「考えていること」へ共感してくれているのがファンだと。そんな彼には、もちろんファンが多い訳なのだが。

これは、完全にグサッと刺さり、自分に置き換えたときに、正に大事にしてきたのはファンづくりだったなあ、と。雑誌『CANVAS』然り、『AOSHIMA BEACH PARK』然り、そしてこの『ハミダシ学園』然り。

自分のしていることへの応援を期待して、と言うのではなく、自分のコアで考えて発しているメッセージを周りへ正確に届けたくて、動いてきていたのが良く解る。そして結果的に、共感してくれている人たちが、自分の周りは居てくれてるんだなあ、と。

この学園を始めてと言うもの、学園や僕自身へ本当に有り難いメッセージが毎日届きます。簡単に言うと「このような場を創ってくれてありがとう」と。でも、先ず言いたいのは、こちらこそありがとう、だ。

こんなまだどんなものかも判らないうちからご参加いただき、形にしてくれている講師の方々、そして受講してくださる皆様、本当にありがとうございます。

正直、始めるときは、学園長挨拶にも書きましたが、オンコロナからウイズコロナ、ポストコロナへと変わっていくうちに、このオンラインな学園の存在意義も薄れて、無くなる時にはひっそりと黙って閉じようと考えていたのですが、どうやらそう簡単には行かなそうな現状が見えてきて、これはこれで新たなプレッシャーを感じています。

が、この大いなる強制的変化への『準備』を最大限にして、来るべき新時代を思う存分楽しもう、そう思わせてくれた都倉賢という男には大いに感謝である。

ありがとう。

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