自立分散型組織

昨日のクラス講師は、「2019年:日本における働きがいのある会社ランキング(小規模部門)1位」を獲得された株式会社アトラエの代表取締役・新居さんでした。

彼は『会社とは関わる全ての人を幸せにするための仕組みである』という持論のもと「大切な人に誇れる会社であり続けること」を経営理念に掲げている。

理想論信者のように聞こえるかもしれないが、彼は実際に、役職や出世のないフラットな『自律分散型組織』を作り上げ実績も残されている。今回、その背景がよく理解できた。

自立分散型組織。

簡単に言えば、ある志や目的を掲げ、そこに共感をする人たちが集まり、自由闊達に動く、そんなチームのことだ。

そうか、実質上フリーランスみたいな僕が、東証一部上場企業の社長さんに共感してしまうのはなぜだろう?と思っていたが、その理由が分かった。つまり、根本にある自立分散型スタイルは全く同じなのだ。それを会社という組織で中長期的に実現されている彼と、各プロジェクト毎のチームで短期的に実践している自分がいるだけなのだ、と。

そんな彼に最後に聞いてみた。

「今後の目標は?」と。

「自分が掲げている持論や、会社としての理念は17年前の会社設立当初から何も変わっていない。ただ、周りからの見られ方は大きく変わってきた。特に上場してからの注目度は高くなった。だからという訳ではないが、今の規模やレベルではなく、世界的にもっと注目を集めるステージまで行く必要がある。そこで初めて、自分たちが掲げ実践している経営理念や組織は評価されていると思うだろう」と。

上記は、僕の意訳を多分に含んでいる(新居さんごめんなさい)が、大きくは間違っていないはずだ。つまり「会社は家族である。そしてそれを理想論として終えていないところまで持っていくことこそが経営者である私の役目なのだ」という彼の覚悟と意志を強く感じました。う〜ん、なんてカッコいい社長さんなんだ。

実は僕も、また会社員に戻ってそれなりの組織の中で自分の力を改めて試してみたい、と思うこともあるのだが、そんな時は彼の会社の中途採用を受けられるレベルにいたいなあと思う。

新居さん、貴重なお時間ありがとうございました。

追伸:うちの事務局の2名は完全なる受講者となって、メモを取っていましたとさ

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