完敗

今夜のクラスは、渋谷区観光協会の代表理事な金山さんでした。

タイトルは、「シゴト・ジャーニー」

彼の経歴はこうだ。

電通 →OORONG-SHA(音楽プロデューサー小林武史さんの会社でMr.Childrenさんなどが所属(当時)) 起業 渋谷区観光協会 / EVERY DAY IS THE DAY(佐藤夏生氏の会社) / 渋谷未来デザイン

現・渋谷区長や副区長が、僕の博報堂時代の仲良しな先輩方で、渋谷未来デザインのフューチャーデザイナーが佐藤夏生さんでと、彼の仕事周りにいる方々と僕がとても近い存在であり、また彼がOORONG-SHA時代からのサーファー仲間でもあるがゆえに、彼のことをまあまあ知っているつもりになっていましたが、全く違ったようです。

今日のクラスで、少し久しぶりに『電通鬼十則』を拝見し、やはり良くできてるよなあ、と改めて感心しつつ、彼のここに触れる話までは想定内です。(電通鬼十則を知らない方はググってみてください。ちなみに現在、電通さんはこの行動規範を謳ってはおりません)

『電通鬼十則』は、私が博報堂時代17年間、自分のデスクの前に貼り付けておりました。自分のビジネススキル・センスなどは間違いなく博報堂さんに育ててもらったのですが、私のビジネスマインドは電通さんそのものだったのかもしれません。ここについては話せば長くなるので触れませんが、今日の金山さんのお話で「価値と価値観」を擦り合わせるという話が出てきたのですが、当時の僕の価値はここにあったと踏んでおります。

話を戻します。実は、その後の彼のお話具合が完全に凄すぎて、僕自身のヤラれた感が強くて完敗、ってお話です。

 なにが?って、

彼の『言語化力』です。

ここでいう『言語化力」というのは、「自分の出来事や思考・感性を、個人的かつ固有なストーリー(物語)にする力」だと解釈してみてください。

まず僕の『言語化力』は、まぁ高い方だとは思ってます。手前味噌ですみませんが、なぜならそれが仕事上での武器でもあるからです。

私の肩書きはいくつかありまして、その一つで『コミュニケーションデザイナー』を名乗っております。よってプロとしてその『言語化力』が人よりも優れていることを自覚していますし、そこで対価をいただくようなことを生業ともしております。

がしかし、今日は正に完敗です。こんな目線で当クラスを受講されてた方はいらっしゃらないと思いますが、もう完全に打ちのめされましたね。

ではなぜ、そのような自己内比較が起こったかというと、彼と僕がビジネス上に置いて、似たような立場で仕事を動かしているだろうことが大きいのと、先ほど触れた、元々が同じ広告業界であり、僕のビジネスマインドには彼と同じく『電通鬼十則』が流れているからだと思います。

つまり、同じ土俵の上に立っているという自覚の元での『言語化力』に於いて、完敗だった訳です。なんとも言えない屈辱感です。

ただ同時に、その気持ちと同じくらい、イイ気になってた自分自身の何かを折り曲げてもらうには、とても良い機会になったなとも思えていて、こういう自分事な意味でもこの学園を開いて良かったし、そんな完璧なクラスをしてくれた金山さんには一番の感謝をお伝えしたいと思います。

タイトルの「シゴト・ジャーニー」の、「シゴト」がなぜカタカナで、なぜ「ジャーニー」なのかのご説明、本当に秀逸でした。

金山さん、今夜は完敗。ありがとう。

PS:今までのクラスで一番メモを取らせていただきました。ちぇっ。

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